年末年始のバルセロナ3泊4日|観光と休息日の組み方・費用

年末年始のバルセロナ、観光と休息を組み合わせた3泊4日の旅 世界一周・新婚旅行

※日程・金額・感想は、私たち夫婦の2025年12月〜2026年1月の記録です。

新婚旅行の世界一周で、ロンドンの次に訪れたのがバルセロナです。大晦日と元日をまたぐ日程だったため、店舗や観光施設が営業しているのか、出発前はずっと気がかりでした。実際の回り方や実際にかかった費用を、ありのままにお伝えします。

年末年始のバルセロナ|3泊4日でどう過ごしたか

  • 滞在は3泊4日。観光にあてたのは12月31日の1日だけ
  • 大晦日にサグラダ・ファミリアとグエル公園、そして年越しの買い出しまで。日本語ガイド付きのツアーを利用
  • 元日は予定を入れず、ホテルで休息。前日に買い物を終えていたので食事に困らず
  • 記録のある宿泊・観光・飲食などで、夫婦2人約17万円。航空券やUberなどは含めない金額

私たちのバルセロナ日程|到着日・観光1日・休息日・出発日

まず、4日間の並びです。観光にあてられたのは、大晦日の1日だけでした。

日付泊まったホテル主な行動
12月30日(火)フォーポイント ディアゴナルロンドンからBA480で13:02着。スーパー散策、Can Soléでパエリア、コインランドリーで洗濯
12月31日(水)フォーポイント ディアゴナルサグラダ・ファミリア → グエル公園(日本語ツアー)→ デパートで年越しの買い出し
1月1日(木)フォーポイント バルセロナ空港ホテルで休息・薬局 → レイトチェックアウト → 空港近くのホテルへ移動 → モールの日本食レストランで夕食
1月2日(金)(ドーハへ移動)6:30にホテルを出発、QR138でドーハへ

到着日(12月30日)|パエリアと、旅で初めての洗濯

ロンドンのヒースローを10時過ぎにBA480で発ち、バルセロナに着いたのは13時過ぎでした。空港からホテルまでは、バスとUberを使いました。

フォーポイント ディアゴナルでは、チェックイン時にハネムーンのお祝いのケーキをいただきました。新婚旅行であることは、事前にホテルのアプリのチャットで伝えていました。

この日は観光の予定を入れず、無理のない過ごし方にしました。ロンドンを出たあたりから妻に旅の疲れが出ており、体調が万全ではなかったためです。ホテル周辺のスーパーを軽く下見したあと、予約していた夕食へ向かいました。

向かった先はレストラン「Can Solé」です。ホテルのあるディアゴナル地区からは離れているためメトロで移動し、往復の運賃は夫婦で2,300円でした。

注文したのはパエリアや、トマトとツナの料理など。夫婦2人で24,000円でした。日本出発前に予約しておいたお店です。バルセロナでパエリアを食べるのが楽しみの一つでもあったため、事前に美味しいお店を探しておいて正解でした。

Can Soléで食べたシーフードのパエリア
Can Soléのシーフードパエリア

ホテルに戻ったあとは、今回の旅で初となる洗濯へ。利用したのは徒歩5分ほどのコインランドリーです。順番待ちはなく、洗濯に約20分、乾燥まで含めて1時間ほどで完了しました。費用は3,000円でした。

手間取ったのは、乾燥機にかけられる服とかけられない服を分けたことでした。私が持っていったセーターはカシミヤのものだけで、結局2回に分けて回すことになりました。次に長い旅へ出るなら、乾燥機にそのままかけられる服でそろえたいというのが、このときの反省です。

大晦日(12月31日)|サグラダ・ファミリアとグエル公園

12月31日、この日最大の目的はサグラダ・ファミリアです。利用したのは、HISのサイトで予約した日本語ガイド付きの現地ツアー。午前にサグラダ・ファミリア、午後にグエル公園を巡るプランで、サグラダ・ファミリアの塔へのぼるエレベーター利用と軽食クーポン(生ハムサンド・ドリンク)が付いて夫婦2人で55,060円でした。予約を入れたのは旅行の4か月以上前、2025年8月のことです。

午前|完成したらもう一度訪れたい、サグラダ・ファミリア

サグラダ・ファミリアの外観を見上げた写真。塔と精緻な彫刻
大晦日のサグラダ・ファミリア

ツアーの集合場所まではUberで移動しました。サグラダ・ファミリアのすぐ近くだったため、合流後はそのまま歩いて敷地内へと向かいました。

ツアーでは、サグラダ・ファミリア周辺はスリに気をつけるよう注意を受けました。

サグラダ・ファミリアは、当初は別の建築家の設計で1882年に着工しました。翌1883年にガウディが建設を引き継ぎ、計画を大きく変更したのだそうです。ガウディは、1914年からは他の仕事をすべて離れてこの教会だけに取り組み、1926年に亡くなるまで完成した鐘塔をひとつしか見ることができませんでした。着工から140年以上たったいまも、建設は続いています。

中に入ってみると、この世のものとは思えないほど素晴らしかったです。個人的に今回の世界一周で最も感動しました。完成したら、改めてもう一度訪れたいと思っています。

サグラダ・ファミリア内部のステンドグラス
サグラダ・ファミリア内部のステンドグラス
サグラダ・ファミリアの塔から見下ろしたバルセロナの街並み
サグラダ・ファミリアの塔から見たバルセロナ市街

案内を担当してくださったのは、現地出身のフランシスコ・ザビエルさん。日本人になじみ深いお名前でとても印象的でした。建築の歴史だけでなくカタルーニャの文化的な裏話まで、現地の方ならではの視点を日本語で聞けたのが非常に有意義でした。個人だけで回っていたら、ここまで深く理解することはできなかったと感じます。

昼休憩|チュロスを食べてから凱旋門へ

午前のサグラダ・ファミリアが終わると、昼食の休憩が入りました。私たちはその時間に、近くの店までチュロスを食べに行きました。

バルセロナのチュロス店の店先にあった、1皿2ユーロと書かれた黒板
立ち寄ったスペイン名物チュロスのお店

午後|住宅地の計画から生まれたグエル公園

午後は凱旋門の下に集合して、そこからツアーのバスでグエル公園へ向かいました。

グエル公園は、もともと公園ではなく、高級住宅地にするためにガウディが設計した場所なのだそうです。ところが計画どおりには進まず、建った家はわずか2軒でした。

その後、市が買い取って公園として開放したのが、今のグエル公園です。観光名所として知られていますが、もともとは人が暮らす場所をつくろうとしていたのですね。

グエル公園の大階段にある、色とりどりのタイルで覆われたモザイクのドラゴン
グエル公園の大階段にあるモザイクのドラゴン

グエル公園の見学を終えたあとは、市内のバスでカタルーニャ広場へと戻りました。

年越しの買い出し|大晦日のうちに済ませておくと安心

この日は、年越しと元日のための買い出しも済ませました。

大晦日は商業施設が早めに閉店し、元日は休業する店舗が多いと聞いていたため、カタルーニャ広場に面したデパート「エル・コルテ・イングレス」で年越しの準備を済ませることにしました(ガイドさんによると、バルセロナのデパートはこのブランドのみとのこと)。ここでは年越し用の食料やぶどう、実家へのお土産であるオリーブオイルやグリッシーニなどを購入し、合計15,600円。買い物を終えたあとはUberを呼び、ホテルへ戻りました。

バルセロナのデパートで買った年越しの食料と12粒のぶどう
大晦日の晩ごはんと年越し用のぶどう

ぶどうは、スペインの年越しの習慣に合わせて買いました。年が変わる午前0時、鐘の音に合わせて1粒ずつ、全部で12粒のぶどうを食べて新年の幸運を願う、という習慣があるのだそうです。

元日(1月1日)|予定を入れず、ホテルで休養

元日は妻の体調を最優先に考え、観光は入れずに休養にあてました。マリオットの特典でレイトチェックアウトが利用できたため、近隣の薬局へ薬を買いに行った以外は、チェックアウトの直前まで客室で静かに過ごしました。

それでも、食事で困ることはありませんでした。前日に買い物を済ませていたからです。ここで無理をしなかったことが、このあとのドーハ、ボストン、ニューヨークまで健康に旅を続けられた理由だったと思っています。

チェックアウト後はUberで空港近くのフォーポイントへ移動。夕食は徒歩圏内のショッピングモールにある日本食レストランへ入りました。いただいたラーメンは日本国内の味とは少々異なっていたものの、スペインならではのアレンジとしておいしくいただきました。

空港側のホテルは、部屋がとても広くてきれいでした。久しぶりに浴槽があったことも、体を休めたいこのタイミングでは助かりました。

フォーポイント・バルセロナ・エアポートの客室
フォーポイント バルセロナ 空港の客室

出発日(1月2日)|6時半にホテルを出て空港へ

1月2日は、6時半にホテルを出て空港へ向かいました。カタール航空のQR138でドーハへ移動するためです。出発は53分ほど遅れましたが、前夜に空港の近くへ移動していたので、朝の移動そのものは慌てずに済みました。

早朝出発のためホテルの朝食特典は使えませんでしたが、前夜のうちに空港近くへ滞在していたおかげで、焦ることなく空港ラウンジで朝食をとり、その後の機内食へとつなげられました。

ホテルの選び方|市内2泊と空港近く1泊

ホテルは2か所に分けました。市内のディアゴナルに2泊、出発の前夜だけ空港の近くという組み方でした。ロンドンと同じく、朝の便に乗る日の前夜は空港側に泊まりました。

ホテル泊数宿泊費
フォーポイント バルセロナ ディアゴナル(市内)2泊35,500円
フォーポイント バルセロナ 空港(空港の近く)1泊30,500円
合計3泊66,000円

市内のディアゴナルは中心部からやや離れているものの、すぐ近くにスーパーとコインランドリーが揃っていたことが大きなメリットでした。初日の買い出しはもちろん、旅程の要となる洗濯も徒歩圏内でスムーズに完了できました。

また、滞在2日目と3日目の朝食は、マリオットの特典を利用することで、不要な外出を避けることができたのも大きかったです。

バルセロナでかかったお金|夫婦2人で約17万円

宿泊・観光・飲食・買い物・メトロ・洗濯の支出をまとめました。

費目夫婦2人の金額
ホテル3泊66,000円
到着日のパエリアなど(Can Solé)24,000円
日本語ツアー(入場・塔のエレベーター・軽食込み)55,060円
デパートでの食料・お土産15,600円
メトロ(Can Soléへの往復)2,300円
コインランドリーでの洗濯3,000円
合計165,960円

合計は165,960円、およそ17万円でした。航空券や表にない飲食などの支出は含めていません。Uberも旅行全体でまとめて記録していたため、バルセロナ分を分けられず対象外です。

いちばん満足した支出は、55,060円の日本語ツアーです。金額は大きいものの、2か所の見学に加えて日本語で背景を聞けたことに、私たちは価値を感じました。

次に年末年始のバルセロナへ行くなら

  • 元日に必要なものは、前日までに買う。利用する店の年末年始の営業時間を確認する
  • 観光施設の開館日を確認し、予定に余裕を持つ。私たちは大晦日に観光をまとめ、元日は休んだ
  • コインランドリーの近いホテルを選ぶ。長い旅なら、中心部から離れても価値がある
  • 乾燥機にそのままかけられる服でそろえる。分けて回すと、時間も手間も増える
  • 朝の便の前夜は、空港の近くに泊まる。私たちは6時半出発でも慌てずに済んだ
  • 街なかではスリに気をつける。私たちが滞在中ずっと意識していたこと

観光できたのは1日だけでしたが、サグラダ・ファミリアとグエル公園を大晦日に回れたので、物足りなかったという気持ちはありません。

年末年始に旅行するなら、店が閉まる日を確認しつつ、予定を詰めすぎないことを意識するといいと思います。私たちも元日に無理をせず過ごせたことで、その後の旅を続けられました。

予約前に確認したい料金・開館時間

以下は2026年9月23日に公式サイトで確認した情報です。私たちが訪れた時点の料金やHISの日本語ツアー料金とは異なります。年末年始は通常と営業時間が違う日もあるので、旅行日を決めたら改めて確認してください。

  • サグラダ・ファミリア:入場はオーディオガイド付き€26、ガイドツアー付き€30、塔へのぼる場合€36、ガイドと塔の両方で€40(Sagrada Família公式)。11〜2月は月〜土9:00〜18:00、日曜は10:30〜18:00。1月1日と1月6日、12月25・26日は9:00〜14:00の短縮(同・開館時間)。事前の購入が案内されている
  • グエル公園:一般€18、7〜12歳と65歳以上€13.50、6歳以下は無料(Park Güell公式)。観光客向けの入場時間は確認時点で9:30〜19:30。季節や日程による変更を確認して、時間指定券を事前に購入する。いちど出ると再入場はできない
  • スペインの年越しのぶどう:年が変わる午前0時、鐘の音に合わせて12粒のぶどうを食べる習慣(スペイン政府観光局)

建物の背景は、サグラダ・ファミリア公式の歴史とグエル公園公式の歴史も参照しました。私たちの訪問後、サグラダ・ファミリアのイエス・キリストの塔は2026年2月に外観が完成し、6月に祝福式が行われています。


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