冬のロンドン観光3日間|実際に回った順番と、夫婦2人の費用

ロンドン観光3日間、夫婦で巡ったルートと費用。旅程手帳とペンの概念イラスト 世界一周・新婚旅行

ロンドンは、3日間でどこまで回れるのでしょうか。海外旅行に慣れていない私たち夫婦は、新婚旅行の世界一周で最初にこの街を訪れました。

ウィンザー城、街歩き、舞台『となりのトトロ』、大英博物館。行きたかった場所には回れましたが、博物館の時間配分には心残りがあります。この記事では、実際に回った順番と費用、次に行くなら変えたいことをお伝えします。

旅行時期:2025年12月26日〜30日。日程・支出・感想は私たちの体験です。

先に結論|観光3日間で回れたこと、足りなかったこと

  • 郊外の城・市内散策・観劇・博物館を3日間で回れました。ただし、急遽訪れたV&Aをじっくり見るには時間不足でした。
  • 宿泊と観光・食事・土産の支出は、夫婦で約30万円。
  • 次は、大きな博物館を1日の主役にします。行く場所の数より、見たいものに時間を残しておきたいです。

私たちのロンドン日程|4泊して、観光は3日間

到着と出発を含めた5日間のうち、観光にあてたのは12月27日〜29日でした。表はおすすめの完成形ではなく、私たちが実際に回った行程です。

日付主な行動宿泊先
12/26(到着日)羽田から到着。ホテルで休息シェラトン ヒースロー
12/27(観光1日目)ウィンザー城 → V&A → 科学博物館シェラトン ヒースロー
12/28(観光2日目)ビッグベン → 寺院 → 衛兵交代式 → トトロ → ハロッズバンクサイド
12/29(観光3日目)大英博物館 → UCL → ウェルカム・コレクション → F&Mルネッサンス ヒースロー
12/30(出発日)空港で土産を購入し、バルセロナへ次の都市へ

到着日は空港近くのホテルへ向かい、ラウンジで軽めの夕食をとって休みました。まずは、翌日からの観光3日間を振り返ります。

観光1日目|ウィンザー城を楽しみ、V&Aは時間不足

12月27日、この日のいちばんの目的はウィンザー城でした。ホテルで朝食をとってからUberで向かい、事前に予約したチケットは夫婦2人で12,400円でした。

ウィンザー城|城内の美しい建物が印象に残りました

ウィンザー城は、11世紀に始まり、歴代の君主が暮らしてきた城です。儀式や接遇に使われるステート・アパートメントや、セント・ジョージ礼拝堂などが見どころとして紹介されています。

特に印象に残ったのは、城内の美しい建造物の数々でした。施設の背景は、ウィンザー城の公式案内で紹介されています。

世界一周の旅程2日目に訪れたウィンザー城
12月27日に訪れたウィンザー城

お土産にはショッピングバッグなどを選び、約7,000円分を購入しました。昼食をとったあとは、ロンドン市内へ移動しました。

V&A博物館|予定外の寄り道が、一番の心残りに

V&A博物館(ヴィクトリア&アルバート博物館)は、もともと予定に入れていませんでした。ウィンザー城の観光が思ったより早く終わったので、急きょ足した場所です。

美術やデザインを扱い、家具や陶磁器、ファッションなど幅広い分野の作品を収蔵しています。V&Aの紹介を読むと、その対象は5,000年にわたる人々の創造に及びます。短い時間では、見切れない規模でした。

入館したのは夕方。見たい展示をほとんど残したまま出ることになったのが、今回の旅行で一番の心残りです。次に行くなら、ほかの観光の余り時間に入れるのではなく、V&Aを目的に時間を取って訪れたいと思います。

科学博物館に立ち寄って、空港近くのホテルへ

そのあと、近くの科学博物館にも立ち寄りました。科学や技術を扱う博物館で、この日は短い時間の見学です。会社の後輩へのお土産に、スマホの首掛けストラップ(2,600円)を購入しました。

夕食はPret a Mangerで済ませ、地下鉄で空港付近へ移動したあと、Uberでホテルに戻りました。市内観光を終えてからヒースローへ戻る移動は、ホテルの場所を考え直すきっかけにもなりました。

観光2日目|街歩きと、英語でも楽しめた『となりのトトロ』

12月28日のいちばんの目的は、ジリアン・リン・シアターでの舞台『となりのトトロ』でした。観劇までは市内を歩いて回りました。

朝のうちに市内のバンクサイドへ移動し、チェックイン前に荷物を預かってもらいました。大きなスーツケースを預け、身軽に街歩きができました。

ビッグベンと寺院は、街歩きで楽しみました

テムズ川を渡った先で見たのが、ビッグベンです。あとで調べると、時計塔の正式名称はエリザベス・タワー。「ビッグベン」は本来、中の大鐘の名前だったと知りました。よく知っているつもりの名所でも、行ってみてから知ることがあります。

続いてウェストミンスター寺院へ。この日は内部の拝観はせず、外観を眺めました。英国王室の戴冠式などにゆかりのある寺院ですが、今回は街歩きのなかで立ち寄る形です。道中では衛兵交代式も見学でき、昼食は劇場近くのマーケットにあったカフェでとりました。

舞台『となりのトトロ』|予約しておいてよかった体験

観劇のチケットは夫婦2人で42,000円でした。言葉の壁を心配していましたが、原作映画に沿ったストーリーで、日本語の台詞や音楽のパートも多く、英語の上演でも無理なく話を追えました。

ロンドンで観劇したMy Neighbour Totoroの舞台
開演前のジリアン・リン・シアター

筋書きを知っている作品だったので、舞台そのものに集中できました。海外での観劇を楽しめたことがうれしく、予約しておいてよかったと感じています。

観劇後は地下鉄でハロッズへ向かい、紅茶とお菓子を6,500円分購入しました。夕食はホテルに戻る前、駅の近くのLEONで済ませました。

バンクサイドへ戻ってチェックインすると、ハネムーンだと事前に伝えていたおかげか、上層階の部屋に案内され、シャンパンとお菓子もいただきました。

バンクサイドの客室に用意されたシャンパンとお菓子、お祝いのカード
バンクサイドでいただいた、ハネムーンのお祝い

観光3日目|大英博物館と、アフタヌーンティーの反省

12月29日の目的は大英博物館。朝にバンクサイドをチェックアウトし、荷物はそのまま預かってもらって、Uberで向かいました。

大英博物館|ロンドンで一番印象に残った場所

ロンドンで見たもののなかで、私が一番印象に残ったのは大英博物館です。入館は無料でしたが、収蔵品はとても見応えがあり、充実した時間を過ごせました。

大英博物館の外観
12月29日の朝に訪れた大英博物館

世界のさまざまな文化を、ひとつの場所で見比べられるのが魅力だと思います。有名なロゼッタ・ストーンをはじめ、見どころが尽きない場所でした。

ただ、私には丸一日あっても回りきれないと思える規模でした。この日はほかの予定もあったので、見たい展示を先に絞っておくべきだったと感じます。昼食は館内のカフェで、サラダとパスタを食べて約4,000円でした。

そのあとはUCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)の構内を歩き、ウェルカム・コレクションへ。健康や医学と、芸術・文化をつなぐ博物館・図書館です。博物館が続いた一日でしたが、扱うテーマが違い、飽きることはありませんでした。

F&M|高い期待に、満足が追いつきませんでした

夕方はフォートナム&メイソン(F&M)でお茶と食事を楽しむ予定でした。私はアフタヌーンティー、妻はハイティーを選び、夫婦2人で42,500円でした。

フォートナム&メイソンのティーセット
フォートナム&メイソンのアフタヌーンティー

率直に言えば、これが旅行全体である意味で最も記憶に残る出費でした。紅茶の味や店内の雰囲気は良かったものの、スコーンは私には普通に感じられ、ほかの料理は好みに合いませんでした。妻のハイティーはセイボリー(軽食)が多く、私から見ると妻のほうがよりきつそうでした。

帰国後の1月末に大阪のホテルで利用したアフタヌーンティーは、1人8,500円。料理やスイーツの満足度はこちらのほうが高く、「この手の体験は国内でいいかもね」と夫婦で話しました。

観劇と食事はほぼ同じ金額でしたが、私たちの満足度はずいぶん違いました。有名だからという理由だけで決めず、事前にメニューを見て、二人が食べたいものを選べばよかったと思っています。

観光後はバンクサイドへ荷物を受け取りに戻り、翌日のバルセロナへの移動に備えて、そのまま空港近くのルネッサンス ロンドン ヒースローへ移動しました。

ターミナルや飛行機が見える絶好の位置でした。

ルネッサンス ロンドン ヒースロー空港ホテルから見た夜の空港と駐車場
ルネッサンス ロンドン ヒースロー空港ホテルからの眺め

ロンドンでかかった費用|夫婦2人で約30万円

記録のある観光・食事・土産が約15万円、ホテル4泊が155,000円で、合わせて約30万円でした。航空券と現地交通費、記録していない飲食代は含めていません。

観光・食事・土産の内訳夫婦2人分の支出
ウィンザー城のチケット12,400円
ウィンザーでの土産(バッグなど)7,000円
科学博物館のストラップ2,600円
舞台『となりのトトロ』42,000円
大英博物館の入場0円
大英博物館内のカフェで昼食約4,000円
ハロッズの紅茶・お菓子6,500円
F&Mのお茶・食事(2人で別コース)42,500円
出発日、空港ハロッズで実家への土産33,000円
小計約150,000円

空港のハロッズで使った33,000円は、12月30日に買った実家へのお土産です。ショッピングバッグ、お菓子、ぬいぐるみを選び、バッグは私たち用にも同じものを買いました。お土産にかける金額は人それぞれなので、旅行の予算を考える際は、観光や食事の費用と分けて見てください。

今回訪れた博物館の入場料は0円。一方で、食事と買い物は約10万円になりました。どの観光地に行くかだけでなく、観劇や食事、土産にどれだけ使いたいかでも予算は変わります。

Uberや地下鉄の交通費は旅行全体でまとめて記録していたため、ロンドン分だけを切り出せませんでした。旅行全体の費用は、世界一周新婚旅行にかかった費用の記事にまとめています。

ホテルは3か所に4泊|次は市内で過ごす時間も重視したい

最初の2泊と出発前日は空港の近く、12月28日の1泊は市内のバンクサイドに泊まりました。朝の便に乗る前日は空港近くへ移動しておく、というのが今回の旅行で決めていた方針です。

ホテル泊数宿泊費
シェラトン ヒースロー2泊39,000円
バンクサイド1泊90,000円
ルネッサンス ロンドン ヒースロー1泊26,000円
合計4泊155,000円

バンクサイドは、新婚旅行のために少し背伸びをして選んだホテルです。テムズ川の南岸にあり、テート・モダンやミレニアム・ブリッジへ歩いて出られる立地。観光後に市内のホテルへそのまま戻れることも、私たちには魅力でした。

宿泊はMarriott Bonvoyの系列でそろえました。当時はプラチナエリートだったので、会員特典を使えることやポイントが貯まること、ホテル選びの安心感を期待しての判断です。事前にアプリのチャットでハネムーンと伝えましたが、アップグレードやお祝い品はご厚意での対応のため、毎回同じ対応になるわけではないことにはご注意ください。

到着日は、空港の近くで休めて助かりました

12月26日に羽田からロンドンへ到着し、Hotel Hoppaという送迎バスでシェラトン ヒースローへ向かいました。旅行初日で荷物自体が重く、バス内の棚への上げ下ろしにかなり苦労しました。この経験を経て、以降の空港・ホテル間の移動は無理をせずUberを使おうと決めました。

シェラトンでは客室をアップグレードしてもらい、広い部屋に泊まれました。朝食に加え、ラウンジの軽食も利用でき、到着日の夕食はそこで軽めに済ませました。機内で食事をとっていて、それほどお腹が減っていなかったからです。

シェラトン・ヒースローの客室
空港近くのシェラトン ヒースローの客室

フライト中にある程度眠れていたので、時差ボケを残さないよう現地の夜まで起きていられました。到着日の移動を短くでき、翌朝から動き出せたのはよかったです。

市内観光の後にヒースローへ戻るのは、もったいなかった

一方、12月27日は市内の博物館を回ったあと、またヒースローまで戻りました。移動が面倒で、時間ももったいなく感じました。価格次第ではあるものの、出発前日をのぞけば市内に泊まってもよかったと思います。

到着後に荷物を持ってUberで市内へ出るか、荷物を減らして電車で移動するか。次は宿泊費だけでなく、観光後にどこへ戻るかも考えて選びたいです。バンクサイドではチェックイン前とチェックアウト後に荷物を預かってもらえたので、市内に拠点がある便利さも感じました。

準備でつまずいたこと|通信と現金

到着直後の通信トラブル|妻の回線に助けられました

私はHolaflyのeSIMを日本で設定し、現地で有効化する予定でしたが、ロンドンに着いてもつながりませんでした。幸い、妻のahamoはすぐに使えたので、空港からホテルまでの行き方を調べてもらいました。

ホテルではWi-FiにつないだPCから、日本語のチャットでサポートへ相談しました。原因は忘れてしまいましたが、すぐに対応してもらえて無事につながりました。妻の回線と、日本語で相談できるサポートに助けられました。

現金は一度も使わず、再両替することに

羽田で約2万円分をポンドへ両替していましたが、イギリス滞在中は観光・食事・買い物までカードで足り、現金は一度も使いませんでした。

余ったポンドは、12月30日にヒースローでユーロへ再両替しました。受け取った金額を見て目減りを感じましたが、明細が残っていないため具体的な額は示せません。この経験から、現金の両替を繰り返すのは避けようと決めました。

以降の都市では、現金が必要なときだけエポスカードで海外キャッシングを利用しました。カードはアメックスを中心に、使えない場面に備えてほかのブランドも用意しました。実際の使い分けは、海外でカードが使えなかったときの体験記事にまとめています。

次にロンドンへ行くなら、こうします

  • 大きな博物館は1日1館を主役に。V&Aや大英博物館は、見たい展示に時間を取る。
  • 観劇の開演時刻から、その日の行動を決める。移動や食事にも余裕を残す。
  • 高い食事はメニューを見て選ぶ。知名度より、夫婦で食べたいものを優先する。
  • ホテルは観光後の移動まで考える。空港への便利さと市内で過ごせる時間を比べる。

荷物も、次はもっと減らすつもりです。今回の持ち物を1つずつ評価した記事にも、実際に使った物・使わなかった物をまとめました。

3日間で回れた場所の数は十分でした。V&Aを見足りなかったのは残念ですが、次にロンドンへ行く理由が見つかったという意味では、悪くない寄り道だったと思っています。次は、行きたい場所を増やすより、気に入った場所で過ごす時間を増やしたいです。

旅行前の確認先|料金・開館時間・予約

施設の条件は旅行当時と異なる可能性があります。日程を決める際は、料金だけでなく休館日や入場予約も確認してください。以下は2026年9月22日に確認した案内と、公式の確認先です。

本文の施設紹介の参考:英国議会(ビッグベン)ウェストミンスター寺院の紹介

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今回のロンドン滞在は世界一周旅行の最初の都市でした。前後を含む全体像は、16日間・5都市の旅程と休暇の組み方、旅のきっかけは新婚旅行で世界一周を選んだ理由にまとめています。

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