16日間・5都市の世界一周新婚旅行にかかった費用|夫婦2人で約299万円

体験時期:2025年12月26日〜2026年1月10日(16日間15泊)
本記事にはアフィリエイト広告およびポイントサイトの紹介リンクを含みます。金額は当時の実際の支払記録に基づく実績です。現在の価格とは異なります。


「世界一周の新婚旅行って、結局いくらかかったの?」

帰国後、一番よく聞かれる質問です。

私たちは30代の会社員夫婦で、海外旅行の経験はほとんどありませんでした。それでも新婚旅行に世界一周を選び、16日間で5都市を回りました。全6区間がビジネスクラスです。

この記事では、その支払記録に残っている費用をすべて出します。

先に結論

金額内訳の性質
旅行本体約299万円
(2,993,729円)
航空券から現地の食事まで、記録が残っている支出
準備費まで含めると約317万円以上
(3,166,729円)
パスポート、ESTA、自宅〜羽田の移動なども加えた額
別途Marriott Bonvoy 206,000ポイント宿泊に使用。うち156,290ポイントは旅行の支払いで獲得

夫婦2人・16日間なので、割ると次のようになります。

金額
1人あたり(旅行本体)約149万円
夫婦2人・1日あたり約18.7万円
1人・1日あたり約9.4万円

高いと感じるか、意外と、と感じるかは人によると思います。ただこの金額の6割以上は航空券です。そこを知っておくと、自分の旅行に当てはめやすくなります。

この記事で分かること

  • 16日間5都市・ビジネスクラスの実際の総額
  • 費目ごとの内訳と、何が全体を押し上げているか
  • 現地の物価がどのくらいで、どう対処したか
  • Marriott Bonvoyのポイントを、旅行の支払いでどれだけ貯め直せたか
  • 削ってよかった費用と、削らなかった費用

費目別の内訳

記録が残っている支出を、費目ごとに分けたものです。夫婦2人分の合計です。

費目金額割合
航空券(HIS手配料等を含む実支払)1,891,200円63.2%
宿泊(現金分)431,600円14.4%
観光・体験266,710円8.9%
現地交通167,819円5.6%
食事125,500円4.2%
土産・買い物84,700円2.8%
旅行用品(スーツケースレンタル)17,600円0.6%
通信(eSIM)8,600円0.3%
合計2,993,729円100%

※ 宿泊はこのほかにMarriott Bonvoyのポイントを206,000ポイント使っています。

見ていただくと分かるとおり、航空券だけで6割を超えています。

誤解のないように書いておくと、現地の物価が安かったわけではありません。むしろ日本の2〜3倍はしました。それでも全体に占める割合が小さく見えるのは、航空券がそれだけ大きいからです。


現地の物価は日本の2〜3倍でした

ロンドン、バルセロナ、ボストン、ニューヨーク。どこも日本の感覚で買い物をすると驚きます。体感で2〜3倍でした。

特にこたえたのが飲み物です。

  • 小さいペットボトルの飲み物が、とにかく高い
  • 大きいサイズは量あたりの単価が下がるものの、持ち歩くには大きすぎて飲みきれず、結局は割高になる

物価が高いことは出発前から分かっていたので、対策をひとつ立てました。

500mLの水を、夫婦で20本近く日本から持っていきました。

スーツケースが94Lと大きく、受託手荷物も2個まで預けられたので、重さと容積に余裕があったからできたことです。これだけで1万円近い節約になりました。

飲み終えたペットボトルの分だけスーツケースに空きができるので、後半の土産スペースにもなります。荷物に余裕があるなら、試す価値のある方法だと思います。


航空券:1,891,200円(全体の6割)

今回はワンワールドの世界一周航空券を、HISの世界一周旅行デスクで手配しました。内訳はこうです。

項目1人分夫婦2人分
基本運賃787,600円1,575,200円
燃油サーチャージ64,880円129,760円
その他の税・料金28,040円56,080円
eチケット総額880,520円1,761,040円
相談・手配等に相当する差額65,080円130,160円
HISへの実支払額945,600円1,891,200円

券面の総額と、実際にHISへ払った金額には13万円の差があります。航空券以外の商品は買っていないので、相談や手配にかかった分だと理解しています。

ここで知っておいていただきたいのが、世界一周航空券は区間数を減らしても総額がほとんど変わらないということです。運賃は訪問する大陸数とクラスで決まるため、区間を削っても下がるのは燃油サーチャージ分くらいです。

つまり「予算を抑えるために立ち寄る都市を減らす」という発想は、この航空券では効きません。同じ運賃なら、行ける都市は行ったほうが得です。

ワンワールド世界一周航空券はいくら?HISで手配してもらったビジネスクラス6区間の実額

世界一周航空券と個別予約はどっちが安い?6区間で比較


宿泊:現金431,600円+206,000ポイント。うち76%は旅行の支払いで貯め直しています

16日間で11のホテルに泊まりました。現金で払った分が431,600円、これとは別にMarriott Bonvoyのポイントを206,000ポイント使っています。ニューヨークのセントレジスとJWマリオットが、ポイントでの宿泊です。

「20万ポイントも使うのか」と思われるかもしれません。ただ、ここで知っておいていただきたいのは、使ったポイントが戻ってくるわけではないものの、旅行中の支払いに対して新しくポイントが付くということです。

今回の旅行に関わる支払いで獲得したポイントを、明細から出しました。

獲得の内訳ポイント
航空券・HIS手配等 1,891,200円の決済(2025年6月)56,736
ホテル宿泊で獲得(10泊分)43,607
旅行中のカード決済で獲得20,133
ボーナスポイント24,739
年末キャンペーン分11,075
合計156,290

※ 航空券分の56,736ポイントは、100円につき3ポイントで計算した数値です。発券が2025年6月なので、旅行中の明細とは別に計上しています。

使った206,000ポイントに対して、156,290ポイント。およそ76%を、この旅行に関わる支払いで獲得したことになります。

特に大きいのが航空券の56,736ポイントです。189万円という金額をカードで払えば、それだけで5万ポイント以上。大きな支払いをどのカードでするかは、それ自体が宿泊費の一部を作る行為だと考えたほうがいいと思います。

なぜこれだけ貯まったのか、仕組みを分解しておきます。

貯まる経路付与率
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードでの通常利用100円につき3ポイント
同カードでMarriott Bonvoy参加ホテルを支払った場合100円につき6ポイント
Marriott Bonvoy会員としての宿泊ボーナス(プラチナエリート)1米ドルにつき15ポイント
同(ゴールドエリート)1米ドルにつき12.5ポイント

ホテル代をこのカードで払うと、カード側の6ポイントと、会員としての宿泊ボーナスが二重に付きます。私は当時プラチナエリートだったので、宿泊ボーナスが1米ドルあたり15ポイント。マリオット系のホテルに連泊したことで、ここが大きく効きました。

さらに2025年末はキャンペーンが重なっていて、11,075ポイントが上乗せされています。時期による部分も大きいので、いつでもこの水準になるとは限りません。

※ カードの年会費・付与率は2026年9月4日にアメリカン・エキスプレス公式サイトで確認したものです。条件は変更される場合があるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。

ポイント宿泊は「貯めたポイントを使い切って終わり」ではなく、旅行中の支払いでまた積み上がります。ここを理解しておくと、ポイントを使うことへの抵抗はかなり減ると思います。

全宿泊先に「ハネムーンです」と事前に連絡しました。その対応の記録は別の記事にする予定です。


観光・体験:266,710円

16日間の観光と体験の合計です。金額が大きかったものを挙げます。すべて夫婦2人分です。

体験都市2人分の金額
NBA観戦(Madison Square Garden)ニューヨーク126,000円
サグラダ・ファミリアとグエル公園の日本語ツアーバルセロナ55,060円
舞台『となりのトトロ』観劇ロンドン42,000円
ウィンザー城ロンドン12,400円
Harvard・MITの博物館2館ボストン11,500円
メトロポリタン美術館ニューヨーク10,000円
ボストン美術館ボストン9,750円

NBA観戦の126,000円が突出しています。2階の最前列で、チケットはviagogoで購入しました。ここは完全に「一生に一度」の枠として割り切った支出です。

一方、大英博物館は入場無料でした。金額の大きさと満足度は必ずしも比例しません。


現地交通:167,819円

意外と大きかったのがここです。内訳はこうなっています。

交通手段回数金額
Uber19回158,030円
ロンドンの電車・バルセロナのメトロ8回9,789円
合計27回167,819円

Uberが158,030円。19回で割ると1回あたり8,300円ほどです。空港とホテルの往復、荷物が多い日、夜遅い移動でほぼ毎回使いました。

金額だけ見ると削りたくなりますが、ここを削ろうとは思いません。理由は2つあります。

  • 土地勘も相場感もない場所で、ぼったくられる心配がない。行き先を入力すれば金額が先に確定するので、交渉も駆け引きも不要でした
  • ドライバーの評価が事前に見える。誰の車に乗るのか分からないまま乗り込む不安がないのは、想像以上に大きかったです

海外に慣れていない私たちにとって、この安心感は金額に見合っていました。次に行くときも同じように使うと思います。


食事:125,500円、土産・買い物:84,700円

食事は16日間で125,500円でした。夫婦2人・1日あたり約7,800円です。ビジネスクラスの機内食と、ホテルの朝食が付いていた日があるので、そのぶん抑えられています。

印象に残っているのは、この3つです。

  • バルセロナのパエリア:到着日に食べました。この旅行で最初の「来てよかった」でした
  • ニューヨークのステーキ:想像していたとおりの大きさで、想像以上においしかったです
  • ボストンのクラムチャウダー:Quincy Marketで。寒い日に食べると格別でした

ロンドンのFortnum & Masonでいただいたアフタヌーンティーも、金額は張りましたが食事として妥当な体験でした。

土産と買い物は84,700円。ロンドンのHarrodsでの買い物が中心です。


通信:8,600円。次に行くならahamo系にします

項目金額内容
eSIM(Holafly)8,600円欧州4,100円+米国4,500円。夫のみ利用
0円ahamoの海外ローミングで足りたため、追加のeSIMは不要

ここは妻のほうが正解でした。

私はeSIMを都度買いましたが、妻はahamoをそのまま使って追加費用ゼロ。データ量にも困りませんでした。次に海外へ行くなら、私もahamo系に変えると思います。

もうひとつ、注目しているサービスがあります。2026年6月25日に始まった「JALモバイル powered by ahamo」です。

項目内容
月額料金2,970円(税込)
データ容量30GB
海外ローミング91の国・地域で追加料金なし(国内と合わせて30GBまで/15日を超える海外利用で速度制限)
貯まるマイル新規契約1,000マイル、MNP乗り換え5,000マイル、継続で月125マイル
フライト時国内線50マイル/区間、国際線100マイル/区間

海外で追加料金なしに使えて、さらにマイルが貯まる。マイルを貯めている人間からすると、かなり気になる組み合わせです。

私はまだ乗り換えていないので、使用感は書けません。実際に切り替えたら、あらためて記事にします。


準備費まで入れると約317万円以上

ここまでは「旅行本体」の費用です。実際には出発前にもお金がかかっています。

金額
旅行本体2,993,729円
+ 準備費(パスポート、ESTA、自宅〜羽田の移動、軽食、洗濯、リュック、ウインドブレーカーなど)約173,000円
合計3,166,729円

「新婚旅行にいくらかかったか」を人に伝えるなら、こちらの数字のほうが実態に近いと思います。なお、ホテルでのチップや記録し忘れた細かい支出があるため、下限としてお読みください。


削ってよかった費用、削らなかった費用

削らなくて正解だったもの

  • 航空券のビジネスクラス:6区間すべてビジネスにしました。長距離移動が続く旅程で体力を保てたのはこれのおかげです。エコノミーだったら後半は観光どころではなかったと思います
  • Uber:金額は大きかったですが、相場が分からない土地での安心感には代えられませんでした
  • サグラダ・ファミリアの日本語ツアー:2人で55,060円。ガイドの説明があるかないかで、見えるものがまったく違いました

やってよかった節約

  • 500mLの水を20本近く持参:これだけで1万円近く浮きました。荷物に余裕があるならおすすめです
  • スーツケースを買わずに借りた:94Lを2台、20日間で17,600円。同クラスを買うと1台で数万円します
  • 妻はahamoのまま:追加のeSIM代がゼロでした

次は減らせると思うもの

  • 持っていったのに使わなかった物:10個ありました。買わずに済んだものも含まれています
  • 予約をポイントサイト経由にできていなかった:次の項で書きます

次に行くなら変えること

今回の反省として、ひとつ書いておきます。

予約をポイントサイト経由にできた部分が、ほとんど経由できていませんでした。航空券はHISの窓口で相談しながら手配したので対象外、ホテルはMarriott直予約です。ただ、スーツケースのレンタルや一部の買い物は経由できたはずでした。

たとえばスーツケースを借りたアールワイレンタルは、2026年9月4日時点でモッピーに7.0%還元で掲載されています。17,600円なら1,200円ほどです。金額としては小さいですが、300万円の旅行の中で「知っていればもらえたのに」が積み上がると、それなりの額になります。

私が使っている3社です。旅行・マイル中心ならモッピー、普段の買い物ならハピタス、コツコツ貯めたいならニフティポイントクラブ、という使い分けをしています。還元率は時期によって変わるので、予約の前に見比べてみてください。

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まとめ

金額
旅行本体約299万円(2,993,729円)
準備費まで含む約317万円以上(3,166,729円)
1人あたり約149万円
1人・1日あたり約9.4万円
別途Marriott Bonvoy 206,000ポイントを使用/うち156,290ポイントを獲得

この金額の6割以上は航空券です。現地の物価は日本の2〜3倍でしたが、それでも全体に占める割合は4割弱でした。

そして世界一周航空券は、区間数を減らしても総額はほとんど変わりません。下がるのは燃油サーチャージ分くらいです。総額を大きく動かせるのは「ビジネスクラスにするかどうか」「何大陸を回るか」で、立ち寄る都市の数ではありません。

私たちは「一生に一度」と考えて、移動の快適さにお金をかける選択をしました。その判断が正しかったかどうかは人によると思いますが、判断材料として実際の数字が役に立てば幸いです。

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